2008年07月22日 (火) | 編集 |
昭和初期から行方不明となっていた源氏物語の写本の一つである「大沢家本」が54帖そろった状態で発見されました。
源氏物語は紫式部の作だと言われていますが、紫式部の自筆のものは現存していません。藤原定家が校訂した青表紙本系統の写本が最も原文に近いといわれ、現在出版されている源氏物語の学術的な校訂本の多くは青表紙本系統の大島本を底本にしていますが、この大沢家本は54帖中28帖が青表紙本とは異なる内容を含んでいます。
この大沢家本は写本の中では別本と呼ばれるものに属することになりますが、この写本が古伝本系別本(青表紙本や河内本が成立する以前の本文を伝えていると考えられている写本)である可能性もあり、研究が進むことにより原作の源氏物語に少しでも近づくきっかけになればと期待しています。
源氏物語は紫式部の作だと言われていますが、紫式部の自筆のものは現存していません。藤原定家が校訂した青表紙本系統の写本が最も原文に近いといわれ、現在出版されている源氏物語の学術的な校訂本の多くは青表紙本系統の大島本を底本にしていますが、この大沢家本は54帖中28帖が青表紙本とは異なる内容を含んでいます。
この大沢家本は写本の中では別本と呼ばれるものに属することになりますが、この写本が古伝本系別本(青表紙本や河内本が成立する以前の本文を伝えていると考えられている写本)である可能性もあり、研究が進むことにより原作の源氏物語に少しでも近づくきっかけになればと期待しています。
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